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最新情報

◎5月二木サロンのお知らせ

■テーマ
戦争と地震 : 太平洋戦争と三河地震の体験から

■話題提供者
三浦頼彦
国際造園研究センター理事・元大阪府公園課長

当センターの三浦頼彦理事をお迎えして、幼年時(44歳7か月)の三河地震に遭遇されたおぼろげな記憶を辿り、語って頂きます。このところ地震が東北・九州・近畿と頻発し、東南海地震の前兆かと危惧されるところです。それらは三河地震に繋がっているのでしょうか。第二次世界大戦終戦半年前、昭和20年1月 13日の深夜3時に起き、マグニチュード6.8の直下型地震で2000 余人のお方が亡くなられています。
あれから77年、阪神淡路大震災、東日本大震災の記憶が新しいところです。その間、建築土木の耐震構造・都市防災技術は飛躍的に進化したものの、昭和20年時の日本は、建築は木造主体で、鉄骨・コンクリートの橋などの耐震構造も十分ではなく、三河地方には未曾有の被害をもたらしました。その時の揺れ、避難は暗闇の中で、さぞかし恐ろしかったものと推察します。
しかも戦時中で、ネットによれば昭和19年12月に東南海地震が起き、翌週には大規模空襲があり、名古屋市・岡崎市は甚大な被害を蒙りました。正に三河地方は戦争と地震の最中にあり、わが国特有なものとは言え、その恐怖感は筆舌しがたいところです。それは時代が変わろうとも、怖さは変わりありません。ここは三浦様にお聞きしたいところです。
三浦様は大阪府公園官僚として公園整備・緑化推進業務に携われ、大阪万博・グリーングロー大阪・大阪花博・緑の基本計画などの広域緑地計画、そして近年では防災公園事業を牽引されました。とりわけ阪神・淡路大震災以降は、防災公園整備の機運が高まり、久宝寺緑地などが広域防災公園の先駆けとして、三浦様のご指導の元に進められ、今日の大阪府防災公園行政の根幹をなすところです。
こうした三浦様のご体験と、昭和・平成・令和に至る公園行政の変遷を捉え、わが国は常に地震・火災・津波などに隣り合わせていることから、これらを意識した国土形成が望まれるところです。

【日時】令和4年5月12日(木) 18時〜20時
【費用】500 円(先着10名)
【場所】NPO法人国際造園研究センター 06-6944-2040
(大阪市中央区大手通1-4-2 ワイズ谷町ビル202号)

【申し込み】
お名前、ご所属、携帯番号をご記入ください。
メール:kslsrs02@gmail.com
FAX:06-6948-5282

なお、この時期なので新型コロナ蔓延防止のため会場(事務所会議室)での定員は10名とし、ご参加お断りする場合もあります。

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2021年度庭園文化塾のお知らせ
今年度におきましては、昨年度より続いたコロナ渦のため、11月からの開講とはなりますが、座学・現地見学を含めた土曜日8日間の集中講義に講座計画を改め、普段業務に忙しく、自己研鑽の時間がとりにくい若手技術者の方々が多く参加出来る取り組みをおこないました。
庭園関係の技術者のみならず、建設コンサルタント、行政その他幅広い分野で活躍している方々の受講を期待しています。

>>詳細はこちらのページ

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2021年度庭園文化塾

当センターでは平成27年度から、庭園及び日本の風土・文化に根ざした造園技術を継承し、これを次世代に伝えていくため、若手技術者を主な対象とした庭園文化塾を開講し、各方面から好評を得てきました。
今年度におきましても、日本の造園技術・文化の啓発者ともなる自立した造園技術者の育成を目的に、庭園文化塾を開講いたします。

今年度におきましては、昨年度より続いたコロナ渦のため、11月からの開講とはなりますが、座学・現地見学を含めた土曜日8日間の集中講義に講座計画を改め、普段業務に忙しく、自己研鑽の時間がとりにくい若手技術者の方々が多く参加出来る取り組みをおこないました。
庭園関係の技術者のみならず、建設コンサルタント、行政その他幅広い分野で活躍している方々の受講を期待しています。

>>詳細はこちらのページ

講義内容

講師 テーマ 概要
1 2021
11/13(土)
AM2H
吉村龍二
(環境事業研究所)
開講式
日本庭園の歴史と様式
「ニワ」「庭園」の発祥
池泉庭園と枯山水について
2 11/13(土)
PM2H
吉村龍二
(環境事業研究所)
日本庭園の歴史と様式 露地及び回遊式庭園の発祥とその後の展開
築山泉水庭及び、平庭、坪庭
3 11/20(土)
AM2H
吉田昌弘
(NPO顧問)
日本庭園等の特性と空間構成技法機ゞ間特性 自然と庭園(「作庭記」を踏まえて)
「間」「きめの細やかさ」等の「和」の考え方と庭園
4 11/20(土)
PM2H
吉田昌弘
(NPO顧問)
日本庭園等の特性と空間構成技法供ゞ間構成技法 「見え隠れ」「折れ曲り」等の技法
「天地人」「結界」等の具体的な技法
5 2022
1/22(土)
AM2H
田中明男
(NPO理事)
石組、石積等について 石材及び石積、石組の具体的な技法について
6 2022
1/22(土)
PM2H
北田直輝
(関西植木)
植栽と樹木管理 配植の技法と剪定技術の基本について
7 2/26(土)
AM2H
奥田篤
(NPO理事)
文化財庭園の保存と修復 文化財保存の考え方、具体的な手法について
8 2/26(土)
PM2H
信原宏平
(wa-so design)
現代の庭園
修了式
今後求められる新しい庭の創造について

現地見学

講師及びスタッフの具体的な説明を聞きながら庭園の魅力を知る。

担当 テーマ 概要
1 2021
11/27(土)
吉田 詳細デザインについての見学及び植物管理 天龍寺、大河内山荘
石の技法、植栽の技法を知る。
2 12/11(土) 吉田 各様式の庭園見学 銀閣寺、金地院、南禅院
中世・近世の庭園
庭園様式の変遷を知る。
3 2022
1/29(土)
吉田 各様式の庭園見学 東福寺本坊、平安神宮
近代現代の庭園
明治以降の庭園の姿を知る。
4 2/19(土) 吉田 露地の特性と特別名勝にふさわしい
空間構成等についての見学
大徳寺山内
枯山水・露地庭を中心に庭園様式を知る。

「庭園見学ノート」を発刊しました。

 平成15年、センター設立当時から庭園部会で進めていました好評の庭園見学会で見学したうち、39箇所の庭園の見学ノートが完成しました。

 庭園見学会に参加された方はご存知と思いますが、NPO国際造園研究センターゆえの清水前理事長および京都育ちの吉田庭園部会長ならではの企画で、当日飛込みでは決して参観できない箇所もあり、また、講師のきめ細かい思いがけない解説だけでなく、庭園を管理されておられる部所の担当の方の専門的な観点からの説明など、施設のいわれや管理のご苦労など普段では聞けないことなど案内していただく機会にも恵まれました。部会の主旨からもこの見学は会員だけでなく一般の方の参加がたぶんに見られ、そのときの感触を各担当で書き上げました。