トップページ

最新情報

◎2月二木サロンのお知らせ

■テーマ
建築物緑化技術の現状

■話題提供者
山田宏之
大阪公立大学農学部教授

 かつては都市緑化技術開発機構が「特殊環境の緑化」の研究を深め、当時敏腕を振るっていたのが山田宏之研究員であった。屋上緑化・垂直緑化・道路緑化・室内緑化・アトリウムはもとより、水面・地下などあらゆる空間に緑のクサビを打ち込む研究が謳歌された。
 造園技術もコニファー・カバープランツ・洋花などが導入され、荒木芳邦はこうした技術をドイツの公園における庭園の国際コンペで採択され、日本の文化を高めた。それが大阪花博に結実し、「花と緑」のグランドデザインが社会にアピールされ「緑花」が顕在化した。
 並行して1万キロを超えるNEXCO高速道路の緑化事業は道路環境問題対策のトリガーとしてエコロード・緩衝緑地・自然再生緑地事業の先陣を切り、URの大規模ニュータウン事業、国営公園事業と共に、わが国の緑化事業を牽引した。追い風は地球温暖化と都市防災対策として、気温の抑制、CO2の固定、防火帯、避難地などの緑化が効果的であることは明白で、近年ではグリーンインフラとして国土形成計画に盛り込まれている。
兎角、今日では山火事・地震・津波などが大規模化し、緑化の防災意義が問われている。和歌山県広川町の江戸時代における安政の津波時に濱口梧陵が造った緩衝緑地は今も機能している。滋賀県愛知川の八日市市流域の河畔林は暴れ川を抑え市民を守って来た。こうした古の業を活かし、新規技術を組み合わせた緑化技術が待たれるところだ。
 本日お招きした大阪公立大学山田宏之先生が執筆される、環境緑化新聞の「都市環境とみどり」は387回を迎え、まさに人生そのものが「みどり」とともにあり、本日は海よりも深い「みどり愛」について語って頂く。 4月からのNHK朝ドラ「らんまん」の主人公、牧野富太郎を彷彿させる。 

【日時】令和5年2月9日(木) 18時〜20時
【費用】500 円(先着10名)
【場所】NPO法人国際造園研究センター 06-6944-2040
(大阪市中央区大手通1-4-2 ワイズ谷町ビル202号)

>>詳細はこちらのページ


◎施設見学会(2022/11/20開催)のお知らせ
ランドスケープ施設見学会「和歌山の隠れ名庭園を巡る」の案内を公開しました。


2022年度庭園文化塾のお知らせ
今年度におきましては、座学・現地見学を含めた土曜日8日間の集中講義に講座計画を再編成し、普段業務に忙しく、自己研鑽の時間がとりにくい若手技術者の方々が多く参加出来る取り組みをおこないました。
庭園関係の技術者のみならず、建設コンサルタント、行政その他幅広い分野で活躍している方々の受講を期待しています。

>>詳細はこちらのページ


「庭園見学ノート」を発刊しました。

 平成15年、センター設立当時から庭園部会で進めていました好評の庭園見学会で見学したうち、39箇所の庭園の見学ノートが完成しました。

 庭園見学会に参加された方はご存知と思いますが、NPO国際造園研究センターゆえの清水前理事長および京都育ちの吉田庭園部会長ならではの企画で、当日飛込みでは決して参観できない箇所もあり、また、講師のきめ細かい思いがけない解説だけでなく、庭園を管理されておられる部所の担当の方の専門的な観点からの説明など、施設のいわれや管理のご苦労など普段では聞けないことなど案内していただく機会にも恵まれました。部会の主旨からもこの見学は会員だけでなく一般の方の参加がたぶんに見られ、そのときの感触を各担当で書き上げました。