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最新情報

◎2022年度国際造園研究センター文化講演会のお知らせ

新しい造園の胎動を聞く 『文化的景観と名勝保全 ー 新規ランドスケープ事業の展望』

■開催趣旨
今日、造園界を俯瞰すると、世界遺産・登録記念物(名勝地)など、歴史的・文化的景観や遺跡等をめぐる新たなランドスケープ事業の広がりが注目されている。このような趨勢に鑑み、わが国の第一人者をお招きし、新規領域を学び、後に続く人への羅針盤の提供を目的とする。

■会場
大阪ドーンセンター セミナー室(定員 50 名)
大阪市中央区大手前1丁目3−49
(地下鉄谷町線天満橋駅、京阪電車天満橋駅下車)

■講演
講演1 「文化財/文化遺産/文化的資産としての風景/景観」
平澤 毅(文化庁文化財第二課主任文化財調査官)

講演2  「ブータン密教・ボン教の遺産と景観」
浅川 滋男(公立鳥取環境大学教授)

■申し込み
12月5日(月) 締切 (但し先着順となりますので、早めにお申し込みください)
国際造園研究センター
FAX 06-6948-5282
mail: kslsrs02@gmail.com

■問い合わせ
080-4269-2813
FAX 0742-42-6811
mail: nakafumi2674@gmail.com 担当中橋まで

■参加費
主催・共催団体会員1000円
非会員1500円

>>◎ご案内(PDFダウンロード) 20221210.pdf(17)


◎11月二木サロンのお知らせ

■テーマ
外国庭園の荒廃を日本の伝統技が救う

■話題提供者
北田直輝
関西植木株式会社取締役
NPO法人国際造園研究センター理事

日本庭園は海外で人気が高く、昭和を代表する造園家荒木芳邦(1921〜1997)は主にドイツ、キューバの公園・大学に、中根金作(1917〜1995)はボストン美術館等に作品を残す。しかし、外国庭園は王宮貴族に代表されるよう幾何学的・整形的な庭が主流で、饒舌な空間は本来の庭ではあらずと、ルソーが「自然に還れ」を提唱し、風景式庭園が誕生した。産業革命後、ニューヨークに移民が押し寄せ、齢を重ね母国の風景を懐かしむ哀愁の念に駆られ、それを鑑み、コンペで採択されたのがフレデリック・ロー・オルムスティツド(1822〜1903)の風景式のセントラルパークだ。
一方、わが国では須弥山蓬莱などの思想の元、山紫水明・花鳥風月・木石砂の池泉・枯山水式庭園が発達した。それは奇遇にも、ルソーの自然を模写した風景式庭園と相通じるところがあり、わが国は、独自の「縮景」の技法を駆使し、深山幽谷大海の景を創作したのである。こうした技術が海と時を越えて普及し外国の方々を魅了して、今日、多くの日本庭園が作庭されたのであろう。
ところが、近年管理が滞り、荒廃が顕在化した。無理もない、自然の景を飼い慣らして、人工の景に押し止めるには定期的な管理が必須で、そこには樹芸・エージングが求められる。しかし、日本人の手が離れた名園は荒廃の道を辿るしか、なかったのである。
そこで日本造園組合連合会が立ち上がった。当会は日本庭園の蘇生に尽力する造園団体で、全国の荒れた庭園を整備し、蘇らせるのが造園家の社会貢献と捉え、定期的に活動している。この国際版が、この度のアメリカでの活動で、若手造園家が派遣された。樹木の見立て・配植、刈込・剪定、石の組み方・積み方、流れ・池泉の意匠などに伝統技術を見て、派遣された北田直輝達人が熟練の技を披露した(2019年10月6日〜2019年10月13日)。土産話を聞こう。

【日時】令和4年11月10日(木) 18時〜20時
【費用】500 円(先着10名)
【場所】NPO法人国際造園研究センター 06-6944-2040
(大阪市中央区大手通1-4-2 ワイズ谷町ビル202号)

>>詳細はこちらのページ


◎施設見学会(2022/11/20開催)のお知らせ
ランドスケープ施設見学会「和歌山の隠れ名庭園を巡る」の案内を公開しました。


2022年度庭園文化塾のお知らせ
今年度におきましては、座学・現地見学を含めた土曜日8日間の集中講義に講座計画を再編成し、普段業務に忙しく、自己研鑽の時間がとりにくい若手技術者の方々が多く参加出来る取り組みをおこないました。
庭園関係の技術者のみならず、建設コンサルタント、行政その他幅広い分野で活躍している方々の受講を期待しています。

>>詳細はこちらのページ


「庭園見学ノート」を発刊しました。

 平成15年、センター設立当時から庭園部会で進めていました好評の庭園見学会で見学したうち、39箇所の庭園の見学ノートが完成しました。

 庭園見学会に参加された方はご存知と思いますが、NPO国際造園研究センターゆえの清水前理事長および京都育ちの吉田庭園部会長ならではの企画で、当日飛込みでは決して参観できない箇所もあり、また、講師のきめ細かい思いがけない解説だけでなく、庭園を管理されておられる部所の担当の方の専門的な観点からの説明など、施設のいわれや管理のご苦労など普段では聞けないことなど案内していただく機会にも恵まれました。部会の主旨からもこの見学は会員だけでなく一般の方の参加がたぶんに見られ、そのときの感触を各担当で書き上げました。