開催趣旨

近年の社会情勢は、緑に対する評価は高まりつつあるものの、造園技術者の活動は依然として厳しく、次世代を担う若手技術者の活躍の場や技術を磨く機会の減少が続いています。

一方、国内においては観光拠点としての日本庭園の価値が見直され、ガーデンツーリズムの波が高まりつつあると同時に、海外においては日本庭園が再評価され、国土交通省が中心となって荒廃した海外日本庭園の修復支援を行う「海外日本庭園再生プロジェクト」事業が行われるなどから、国内外で日本庭園の造園技術修得者が求められています。

こうした状況に対処すべく、当センターでは平成27年度から、庭園及び日本の風土・文化に根ざした造園技術を継承し、これを次世代に伝えていくため、若手技術者を主な対象とした庭園文化塾を開講し、各方面から好評を得てきました。 今年度も、日本の造園技術・文化の啓発者ともなる自立した造園技術者の育成を目的に、庭園文化塾を開講しています。

令和7年度庭園文化塾

日本庭園の作庭と鑑賞のための基礎教養を学び実感する

講義およびスケジュール

日程回数講義名内容・テーマ講師
10/181魅力的な造園空間を探る気鋭の造園家の想いとこだわり信原
2自然再生の技と取組み自然は造園家を待っている養父
11/23公園緑地の始まりから花博へ行政の役割と造園業者大槻
4歴史に学ぶ日本庭園ぽつんと一石から万博庭園まで吉村
11/155庭園見学 銀閣寺⇒哲学の道⇒南禅寺(金地院)日本庭園の地割と石組み その技と表現奥田 田中
11/296  庭園見学を再検討 ・石組演習地割と石組の技 木箱を使用しての石組み実習田中 北田
12/67  造園と繋がる伝統文化 ・茶道演習仏花に始まり茶庭へ お茶(抹茶)を立ててみよう 亭主と客の関係性田中  
1/178実践的工事監督入門①植栽工事ポイントと秘訣北田
9公共工事は怖くないここが大切仕事と書類奥田
2/710庭園見学 大阪市立美術館⇒慶沢園⇒新世界大阪の歴史、文化と庭園奥田 田中
2/2111実践工事監督入門②儲かる現場にするために北田
12造園は社会のためにあるウェルビーイングとは浦崎

座学:10回 13:30~16:00(講座1時間・机上演習2時間) 
見学:2回  13:30~17:00
※日程および講師は予定となります。