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令和7年1月の新春二水サロンのお知らせ

■テーマ
「大阪の緑地計画について…わが国の造園家は都市計画のセンターを取れなかったのか」を考える

■話題提供者
大槻憲章(NPO法人国際造園研究センター 専務理事)

■概要
大阪における、服部緑地、鶴見緑地、久宝寺緑地、大泉緑地の四大緑地は、1940年、太平洋戦争が始まる直前に防空緑地として都市計画がされます。
その実現を可能にしたのは「大阪緑地計画」でした。
緑地計画は大緑地を出現させましたが、それ以外の計画はおおよそストップしてしまいました。
大阪に限らず、わが国の大都市における緑地計画はどうして出来たのでしょう?
素晴らしい計画を立てておきながら、その後の緑地計画はなぜ実現しなかったのでしょうか?
そして、そのような計画を作ったにもかかわらず、戦後は公園緑地の計画や整備は都市計画のメインとはならず、公園緑地の専門家は舞台の後方へと退けられていきました。
なぜでしょうか?
参加者の方々と話し合いながら探っていきたいと思います。

【日時】令和7年1月15日(水)18時〜20時
【費用】500 円(先着10名)
【場所】NPO法人国際造園研究センター 06-6944-2040
(大阪市中央区大手通1-4-2 ワイズ谷町ビル202号)
【申込】
現地参加のかたは、kslsrs02@gmail.com まで
(氏名、所属、人数、携帯番号を明記)
オンライン参加のかたは、 下記よりお申し込み・お振込をおねがいします。数日前にオンラインzoomアドレスをお送りします。
https://green39.thebase.in/items/96359675


「庭園見学ノート」を発刊しました。

 平成15年、センター設立当時から庭園部会で進めていました好評の庭園見学会で見学したうち、39箇所の庭園の見学ノートが完成しました。

 庭園見学会に参加された方はご存知と思いますが、NPO国際造園研究センターゆえの清水前理事長および京都育ちの吉田庭園部会長ならではの企画で、当日飛込みでは決して参観できない箇所もあり、また、講師のきめ細かい思いがけない解説だけでなく、庭園を管理されておられる部所の担当の方の専門的な観点からの説明など、施設のいわれや管理のご苦労など普段では聞けないことなど案内していただく機会にも恵まれました。部会の主旨からもこの見学は会員だけでなく一般の方の参加がたぶんに見られ、そのときの感触を各担当で書き上げました。