平成29年度講演会(研修会)
2009年、鳥取環境大学の教員に採用されるやいなや、「庭園の歴史」を担当せよと仰せつかり、庭園の知識に乏しい私は、知見を深めるために急きょイギリスに飛んだ。それがきっかけで、毎年海外に出るようになった。鳥取県の環境学術研究が支援してくれた。東アジア、ヨーロッパ、アメリカの自然、公園緑地はどのようなものかと調査した。やがて時代はグリーンインフラストラクチャーを求め、そのあり方を問い始めた。
視察した現場を振り返ると、「ブータンの天空の館」、「英国式庭園の自然と百花繚乱」、「ドイツシュトゥットガルトの風の道」、近年注目されるアメリカ西海岸ポートランド、「ラブジョイプラザの栄枯盛衰」、並びに東海岸、「ボストンのパークシステム」などを回った。現状と課題について報告します。
「緑のインフラ 世界の潮流」
平成29年12月15日(金)午後3時(受付2時30分)〜4時30分
場所
大阪中央区谷町2-4-5谷町センタービル1階 会議室 TEL06-6942-1951
連絡先
国際造園研究センター 大阪市中央区大手通り1-4-2 ワイズ谷町ビル202号
TEL06-6914-2040 ・ FAX06-6948-5282 連絡先:糸谷(090-8886-5614)
参加費
500円(会員)、非会員(1000円)、懇親会(4000円)
申し込み締め切り
平成29年12月11日(月)
講師
中橋文夫(国際造園研究センター理事・公立鳥取環境大学環境学部教授)
2008年までランドスケープコンサルタンツとして活動、2009年公募で採用、今日に至る。緑の強靭化研究、鳥取のまちづくりなどに取り組む。「公園緑地のマネジメント」、「緑のプレゼンテクニック」、「わらじで舞踏会」などを著す。関西学院大学総合政策学部博士後期課程修了。技術士・一級建築士・博士などを持つ実務家教員。