梅澤清太さんの思い出

 去る平成26年5月3日梅澤清太さんがお亡くなりになりました。

 会社からの訃報を頂きあまり突然のことで言葉ありませんでした。

 梅澤さんは関西植木株式会社の社員として、長い間造園建設業界の発展促進に貢献されてきました。最近同社の代表取締役にご就任され、会社を大きく発展されることと思っていました。

 私が特にお付き合いさせてもらうようになったのは、平成2年に大阪鶴見で開催された国際花と緑の博覧会からです。国際花と緑の博覧会協会が発注した屋外花壇の発注者と受注者の関係でした。3月から9月までの半年で約350万株の花で会場全体を修景し会場に来られた方々に楽しんでいただきました。維持管理を担当する側はお客様がおられるときは無論のこと、閉場後に植え替え、灌水、薬剤散布、補修作業を行うため昼夜を通した業務になります。関係した人たちは花博協会が約10人、施工、施工監理が約30件、50数社、約250人の大きな組織です。この人たちのコミニケーショウンをとり、うまく纏めてくれたのが梅澤さんです。開会から1カ月が過ぎたころ花壇管理センターの広場で職員の家族をも呼んで盛大な縁日風レクレーションをしました。とても和やかな会となりすばらし盛り上がりでした。また、舞鶴のつばき園の見学会をしました。全員がとても忙しい中でのこのような企画はとても良い結果をもたらしてくれました。

 このような親睦会は花博終了後も{花の輪会}を結成し、見学会として生野銀山近くのブナ林をはじめ数度の巨木を見る会、また、花博会場あとを見ながらの懇親会を開催しました。特に10周年、25周年記念の懇親会は盛大でした。これらもすべて梅澤さんの企画です。

 コロンブスがアメリカを発見して200年になるのを記念して、平成4年4月から10月にかけてアメリカ北部のコロンバス市で開催された国際花と緑の博覧会に大阪府、大阪市、21世紀協会、国際花と緑博覧会記念協会などが出展しました、面積約3,100m2の日本庭園の建設の工事監理者として最初の出展調整時から現地に行き、日本庭園のコンセプトである、友好の懸け橋を主景にした庭園を建設し、好評を博しました。博覧会終了後にはこの庭園は残すことになりました。

 最近では、一般財団法人日本造園修景協会阪奈和支部の幹事として行事の企画立案に、現地見学会への参加などに関与されました。

 NPO法人国際造園研究センターの理事として造園の各専門分野の方の話を聞くこと、京都をはじめ全国の日本庭園の見学会に参加するなど幅広く活躍していただきました。
他にも多くの業務にかかわってこられました。

 梅澤さんの人となりでしょうか本当に多くの事業にかかわられ多くの人とお付き合いされてきました。突然の訃報でただご冥福をお祈りするしかありません。


三浦 鯢А