令和元年度事業計画

イベント1
2020東京オリンピック及びパラリンピック
イベント2
2023太政官布達公園150年
イベント3
2025大阪万博「いのち輝く未来社会のデザイン」

上記3大イベントを控え

テーマ1
「故きを温ねて新しきを知る」
テーマ2
「新しいみどりの空間の模索」
テーマ3
「魅力ある活動と運営をもって会の活性化を図り、財政の健全化を目指す」

の3大テーマを持って活動を行います。

2020年東京オリンピック及びパラリンピック開催が間近に迫り、2025の万博の開催地が関西・大阪に決定し、何が何でも関りを持たざるを得ない状況にあるといって過言ではありません。
NPO国際造園研究センターは、目前の上記の3大イベントへの関りを「関西のみどりのプラットホーム」としての役割を果たすべく、大阪から、日本から何を発信するかという問題に取り組むチャンスでもあると思います」。
同時に、センターの基盤である会員の拡大とその期待に応えるべく、前年度からの大テーマを引き続いで活動します。

(1)研究調査について

ア)植物の研究調査として、太政官布達150年の古来松林で著名な浜寺公園を現場としての松林の保全育成の方策を検討します。
 ・H30浜寺公園では松管理、バラ管理に詳細な作業の報告
イ)大阪万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」をふまえ「みどりの街づくり」と大型防災を検討します。
ウ)清水正之氏の業績及び資料を生かし、太政官布達150年対象公園(浜寺、住吉)のアーカイブを構築し充実させます。
 ・住吉公園応援150年記念誌「歴史探訪」出版企画に寄稿中
以上、研究調査をおこなうにあたり、大学等他団体との協力関係を持ちながら調査研究を進めます。

(2)研修会及び講習会について(H30実績)

ア)記念講演会の開催(H30.6ドーンセンターにて)
  大阪芸術大学教授若生謙二氏による講演会 
  テーマ「造園からジャンルを開く―歴史を作ろう―」を開催
イ)研修会の開催(H30.11大阪市立歴史博物館)
  テーマ ランドスケープから"2025大阪・関西万博”への提案
ウ)庭園文化塾(第5回)の開講 
  今年は日本文化の理解を深める機会をもうけ、その風情と真髄に触れる「茶」の知識と
  体験などの企画も検討
エ)庭園見学
  ・初夏H30.6 滋賀院庭園 旧竹林庭園 日吉大社境内 
  ・秋H30.11  城之越遺跡 北畠氏館跡庭園
オ)二木サロン
  二木サロン情報参照
 

(3)緑化及び公園利用促進事業

ア)「みどり」とはなにか?!次の世代に、創り引き継ぐ街を想起し、「みどり」の教科書作りを目指す。また都市緑化の推進に関わる団体との共同事業を行います。
イ)公園緑地の利用促進及びパークマネージメントを企画参加していく。
「関西みどり探訪」は公園やみどりの拠点とその資質が結び付く周辺のまちを地理的歴史的な面を掘り下げ、ぶらり探訪を企画します。
 ・関西みどり探訪
   浜寺公園の「バラ庭園」と高師浜周辺を訪ねて H30.6
   久宝寺緑地と中世都市・寺内町 H30.11 

(4)国際事業について

ア)海外での事業参加の情報を共有し、海外の庭園や公園事情の交換を行うと共に、まちづくりを通じての海外との文化交流、また協力の要請がある場合、極力技術的支援を行います。
イ)国際的に関心の深い日本庭園に関する調査やシンポジュームなどの企画参加を行います。

(5)広報活動についてH30同様充実させます。

ア)国際造園研究センター会報NO.15(年報)を発行
イ)ホームページの更新
ウ)FacebookでGroup 国際造園研究センターを運営
エ)平成30年7月及び10月に会員向け事業案内・事業報告等を配布